【自民党県連】来夏の参院選新潟選挙区候補にシドニー五輪銀メダリストの中村真衣氏、総務会経て党本部へ公認申請へ

  • 3か月前
  • 政治

8月11日に新潟市中央区新光町の自由民主新潟会館で開かれた意見交換会の様子。一番右が中村真衣氏

自由民主党新潟県連は9月14日、来年夏に行われる参院選に向けた選挙対策委員会で、元競泳選手でシドニー五輪銀メダリストの中村真衣氏(45)を候補予定者として決定。党本部に公認申請を行う。

県連では来夏の参院選候補について「開かれた形で」公募を行う方針を定め、公募制度管理委員会を組織し岩村良一幹事長が委員長となった。7月6~20日の期間で公募を行い、計14名から応募があったが、書類選考、面接等を経て中村氏、現県連会長の佐藤信秋参院議員(76)、上越市議の安田佳世氏(34)、元加茂市最高戦略責任者の市川恭嗣氏(36)の4名に絞られた。8月11日には意見交換会が開かれ4名が政策をぶつけ合い、8月末まで県連各支部の意向調査を行ったうえで9月6に公認申請を行う候補予定者が決まる公算だった。

9月6日に開かれた選挙対策委員会の1コマ。小野県連副会長(左)と岩村良一県連幹事長。この日は意見集約に至らなかった

しかし9月6に開かれた選挙対策委員会では、支部の意向調査で圧倒的に支持を集めた中村氏に対し、佐藤氏の実績と功績を推す意見が対立。意見は平行線のまま結論を持ち越すことになった。

しかしその後、佐藤氏が13日に「解散総選挙が近づく公算が高まる中、県連が一丸となる必要がある」ことを理由に応募を撤回。その結果、14日に開かれた選挙対策委員会では全会一致で中村氏の擁立が決まった。

岩村幹事長は「選挙区候補として、しっかり政策を戦わせることができる候補者になってほしい」と期待を込めた。

県連では20日の総務会の了承を経て、党本部に中村氏の公認を申請する。

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