【雨空を吹き飛ばす熱気!】オールジャンルの踊りの祭典「にいがた総おどり」が23回目の開催(新潟市)

「2024にいがた総おどり」万代シテイ十字路メイン会場(新潟市中央区)

今回で23回目の開催となる踊りの祭典、「にいがた総おどり」(主催・新潟総踊り実行委員会、新潟商工会議所)が9月14日から3日間の日程で開幕した。中日(本祭)の15日は、雨が降る中、多くの観客がおとずれ踊り子たちの演舞に手拍子や声援を送り楽しんだ。

今年の「にいがた総おどり」は、新潟県内外から248チーム、約1万5,000人の踊り子が参加し、会場はメインの「万代シテイ」を含む全9会場で演舞。今年は新たに西海岸公演の「日和山浜ハマベリング!!!」が加わった。

今年の開催テーマは「おもしろいを生きよう」。時折強い雨が打ち付ける天気模様の中、踊り子たちは元気いっぱいに演舞。今、この瞬間の「おもしろい」を、踊り、かけ声、笑顔で表現し観客たちを魅了していた。

 

万代シテイ2F「シーキューブ未来広場」会場

また、この日は万代シテイ十字路会場と新潟駅南口広場会場にて演舞の審査が行われた。審査の結果、新潟県知事賞「創人(つくりびと)」には、にいがた総おどり親子教室チャレンジクラスが、新潟市長賞「想人(おもいびと)」には、よさこいダンスチーム東海大学響(神奈川県)が、新潟商工会議所会頭賞「奏人(かなでびと)」には、青春応援団 我武者羅(愛知県)がそれぞれ受賞した。

新潟県知事賞「創人(つくりびと)」を受賞した、にいがた総おどり親子教室チャレンジクラス

新潟市長賞「想人(おもいびと)」を受賞した、よさこいダンスチーム東海大学響(神奈川県)

新潟商工会議所会頭賞「奏人(かなでびと)」を受賞した、青春応援団 我武者羅(愛知県)

フィナーレプログラムでは、受賞チームの演舞のほか、ホストチーム響‘が演舞を披露。さらに300年前の新潟に実在した踊りを復活させた「下駄総踊り」が披露された。観客からも掛け声や手拍子が沸き起こり、盛り上がりは最高潮に達して中日の幕を閉じた。

新潟市中央区から訪れていた男性(40代会社員)は、「激しい雨の中でも笑顔で踊る姿に感動した。これだけのパワーみなぎるお祭りが新潟に定着したことが嬉しい」と話していた。

「にいがた総おどり」は9月16日が最終日となり、万代十字路メイン会場で17時30分から行うグランドフィナーレで幕を閉じる。

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