【負債総額は約1億6,000万円】産業機械の設計などのタカエンジニアリング(新潟県長岡市)が破産開始決定

東京商工リサーチ新潟支店によると、産業機械の設計・製造業務の株式会社タカエンジニアリング(新潟県長岡市、登記上:新潟県柏崎市、設立2011年4月1日、資本金10万円、髙橋清一社長、従業員3名)は、9月5日、新潟地裁長岡支部から破産開始決定を受けた。破産管財人は船山尚吾弁護士(船山法律事務所、長岡市)が選任された。負債総額は約1億6,000万円(うち金融債務1億4,000万円)。

各種産業機械の設計・製造業務を手掛け、県内外の企業に受注基盤を築いてきたが、国内製造業の空洞化とともに徐々に受注が減少、新型コロナウイルス感染拡大以降は大口案件を中心に受注が一段と減少する一方、物価の高騰により原材料の負担も増し、経営を圧迫してきた。そのような状況が続き、先行きも見通し難だったことから、事業継続は困難と判断して今回の措置となった。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは166件目となる。

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