【負債総額は約3,300万円】機械部品製造などの五十嵐精機(新潟市東区)が破産開始決定
東京商工リサーチ新潟支店によると、自動車機械部品製造などの五十嵐精機株式会社(新潟市東区、設立1977年6月1日、資本金1,000万円、五十嵐民雄社長)は、9月9日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。
なお、申請代理人は若槻良宏弁護士(弁護士法人青山法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には島垣哲平弁護士(弁護士法人とき法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約3,300万円が見込まれる。
五十嵐精機は、1974年10月個人創業、1977年6月に法人化した自動車機部品製造・加工業者で、1998年5月期は約1億2,500万円の売上高を計上していた。
しかし、市況低迷や他社との競争激化等で、その後は減収基調を余儀なくされ、2019年5月期の売上高は約6,000万円に減少していた。近年においても、主力先からの受注減少などで、2024年5月期の売上高は約2,700万円にとどまり、連続赤字の計上で債務超過額も拡大していたもので、事業継続は困難と判断し、今回の措置に至った。