【負債総額は7,199万円】土木工事などの本間建材(新潟県新発田市)が破産開始決定、安定収益の確保に至らず判断
東京商工リサーチ新潟支店によると、土木工事などの株式会社本間建材(新潟県新発田市、設立1970年4月17日、資本金3,300万円、本間克成社長)は、9月17日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。
なお、申請代理人は山田晶久弁護士(新潟中央法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には犬飼善和弁護士(新潟あやめ法律事務所、新発田市)が選任された。負債総額は2023年6月期時点で7,199万円。
本間建材は、1967年5月創業、1970年4月に法人化した事業体で、建設資材運搬や土木工事等を手掛け、建設業者を対象に営業基盤を形成、1996年6月期には2億9654万円の売上高を計上していた。
しかし、市況低迷や他社との受注競争激化などでその後は減収基調を余儀なくされ、2019年6月期の売上高は1億1146万円にとどまり、1,804万円の赤字計上で、財務内容は債務超過の状態となっていた。
その後も安定収益の確保には至らず、2023年6月期時点で2,760万円の債務超過となっていたもので、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。