【負債総額は約5,300万円】電熱器具などの組み立てを手掛ける有限会社ホクセイ(新潟市南区)が破産申請へ
東京商工リサーチ新潟支店によると、電熱器具・厨房機器などの組み立てを手掛ける有限会社ホクセイ(新潟市南区、設立1998年5月11日、資本金300万円、梅田繁雄社長)は、8月29日、新潟地裁に破産申請を行った。
なお、申請代理人は高橋直己弁護士(しなのがわ総合法律事務所、新潟市中央区)。負債総額は約5,300万円が見込まれる。
ホクセイは、他社の営業基盤を引き継ぐ形で、1998年5月に設立された事業体。輸入商品の検査・検品、電熱器具・厨房機器などの組み立てを手掛け、2004年4月期は約3億円の売上高を計上していた模様。
しかし、市況低迷や他社との競争激化などでその後は減収基調を余儀なくされ、2024年4月期の売上高は1億円を割り込んでいた。
また、赤字計上で債務超過額が拡大し、2024年5月以降も主力取引先からの受注が激減したことで資金繰りの目途が立たなくなり、今回の措置に至った。