新潟市消防局がG20会合に向けて特殊災害対応訓練

建物内で液体がばらまかれたと想定し訓練

除染テント。シャワーで汚染を洗い流す。

新潟市消防局は13日、新潟市消防局 屋外訓練場(新潟市中央区)で、特殊災害対応訓練を行った。今年5月に開催されるG20新潟農業大臣会合に向け、テロ災害などの特殊災害対応力の向上と関係機関の連携強化を目的に開催。「建物内で液体(化学剤)がばらまかれ、建物内にいた数十名が暴露して倒れた」と想定した訓練を行った。

訓練では、災害発生時の被害を最小限に抑えるため、液体検知から負傷者救出、拡散防止、除染、バックアップ体制など、各隊が一つ一つの動きを確認するとともに、部隊間で連携をとりながら、より迅速な救急体制を確実なものにできるよう努めていた。消防局では今後、訓練で見えた課題を擦り合わせ、消防力を高めていくとしている。

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