新潟市で行われた大規模ワクチン接種(本格実施)、前回の先行接種の改善点と明日の当日枠について説明
新潟県福祉保健部の松本晴樹部長は19日午後、新潟市中央区の朱鷺メッセで実施された65歳以上のすべての人を対象にした新型コロナウイルスワクチン大規模接種(本格実施)における前回の先行接種の改善点と明日20日の当日枠について説明を行った。
松本部長は冒頭で、「先週の2,000人規模から本日の本格実施では4,000人規模と初の試みとなったが、これまで大きなトラブルもなくスムーズに接種ができている」と会場の状況に言及した。
説明によると、1人あたりの接種時間が12日の大規模接種では2分30秒かかっていたところ本日は1分10秒と半分以下に短縮した。これにより、1時間に約600人分もの接種ができる計算となる。
接種時間が短縮した要因として、ノースリーブの上にカーディガンを羽織るなど接種時に肩が出るような脱ぎ着しやすい服装で来場した人が7割ほどに及んだことが挙げられた。加えて、12日の大規模接種に引き続き接種対応に携わった医療従事者が半数以上であったため、接種に慣れたことにより短縮したと見られている。
このほか、12日の大規模接種の改善点を踏まえ接種後の健康観察スペースを120人分から200人分に拡充。接種ブースも拡大し、ブースごとに5色の案内板に色分けして分かりやすくするよう工夫が加えられた。このほか、接種ブースの手前に10mほどの間隔を空けたことにより、人が滞留することなく円滑に接種が進められたという。
一方、本日の接種予約者は3,556名と予約状況に余裕が出たことから、予約なしで当日接種ができる当日枠が設けられた。当日枠は、接種券を持参した希望者に整理券を配布して接種を行うとし、本日16時から16時45分に朱鷺メッセ2階アトリウムにて整理券が配布された。
なお、明日20日の大規模接種も予約状況に余裕があることから、500人以上の当日枠が設けられる。整理券は12時から12時45分に朱鷺メッセ1階エントランスで配布されるという。詳細は以下のリンクにて確認できる。
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