国民民主党新潟県連代表(新潟県議会議員)の高倉栄氏が柏崎支部事務所開き
次期衆院選に新潟2区から出馬することを表明している国民民主党新潟県連代表の高倉栄氏(新潟県議会議員)は20日、国民民主党新潟県第2区総支部の柏崎支部事務所開きを柏崎市内で開催し、挨拶の中で7月5日に新潟県議会議員を辞職することを表明した。
国民民主党新潟県連代表代行で新潟県議会議員の上杉知之氏は「高倉さんはラストサムライがキャッチコピーだが、新潟のファーストサムライになってほしい」と挨拶した。来賓として挨拶した連合新潟の牧野茂夫会長は「残り3カ月余りで知名度を挙げてもらいたい。連合新潟は7月に国民民主党と政策協定を結ぶ予定であり、しっかりと下支えする」と話した。
また、柏崎市選出新潟県議会議員の池田千賀子氏は「柏崎市は原子力発電所に対して賛否が分かれている。また(地域内には)自動車関連企業があるが、部品提供が少ない電気自動車が普及していることで大きな影響がある。新潟2区の選出議員には国でしか解決できない(こうした)問題を議論ができる人がよい」と語った。
最後は、ガンバローコールで締めくくった。
新潟第2区は、旧民主党に所属し無所属を経て、自民党に移籍した現職の鷲尾英一郎氏(衆議員5期目)、自民党現職の細田健一氏(衆議院3期目)、共産党所属の前新潟市議会議員の平あや子氏が出馬する予定。開所式後の取材で、高倉氏は「新たな決意をした」と話し、立憲民主党の支援については、「立憲民主党さんが第2区に候補を立てないというのが最大の選挙協力だと認識している」と話した。