平成30年5月から10月までの尾瀬国立公園 入山者数は約27万人
対前年比94・8%
尾瀬国立公園の主要な入山口に登山者カウンターを設置し、入山者数の推計を行っている関東地方環境事務所は13日、平成30年5月から10月までの尾瀬国立公園の入山者数が約26万9700人(対前年比94・8%)だったと発表した。
雪解けが早くミズバショウの見頃が早まったため、最も入山者数の多い6月の入山者数が前年度から約1万1000人減少。また、7~9月の土日及び連休(特に入山者割合の高い土曜日)に雨が多かったことから、全体の入山者数は平成29年度より減少した。一方で、ミズバショウの見頃が早まった結果、5月の入山者数は平成29年よりも約6000人多くなったという(対前年度比155・1%)。
最も入山者数が多かった入山口は、鳩待口(尾瀬ヶ原方面)の約58・7%で、次いで沼山口の約18・8%だった。また土日に入山する割合は約43・6%で、前年度(約45・1%)に比べ、やや減少した。
尾瀬国立公園は、新潟県、福島県、栃木県、群馬県の4県にまたがる国立公園。