地場産業振興センターで見本市「燕三条トレードショウ2024」開幕、地域のものづくり企業85社が出展
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初回掲載:2024年9月26日
燕三条地場産業振興センターで見本市「燕三条トレードショウ2024」が始まった。開催日程は、9月26日と27日の2日間。今年で8回目を数え、85社(114小間)が出展。会場の様子は、YouTubeでのライブ配信もしている。
燕三条トレードショウは、燕商工会議所と三条商工会議所からなる実行委員会が主催。新潟県燕市と三条市は金属加工業をはじめとしたものづくり関連企業の集積した地域として知られ、同見本市にはキッチンウェア・テーブルウェアほか、アウトドアやガーデニング用品まで、様々な商品が一堂に会する。燕商工会議所によると、昨年は83社が出展、2,083人が来場。今年は来場者数2,500人を目指す。
同見本市では特別展示も毎回企画しており、今年のテーマは「宴(バンケット)用品」と「デザイン賞受賞品」。燕市を代表する品物である金属洋食器や、燕三条で生産され全国のホテル・レストランなどで使用されるプロ用厨房用具などが展示された。
また、近年は会場の様子をYouTubeに投稿、配信しており、昨年に引き続きNGT48の藤崎未夢さんをリポーターに起用している。
26日10時頃、開場直後には既に多くの来場者が詰めかけていた。またJETRO(日本貿易振興機構)を通じてカナダや中国など5カ国6社が来場するなど、海外からのバイヤーもいたようだ。
燕市の鈴木力市長は開会の挨拶で「地域の中小企業を取り巻く環境は厳しいが、だからこそこういった地元の商品や技術を発信する機会は大切。『工場の祭典』、『ものづくりメッセ』へと続く燕三条の秋のイベントのトップバッターとして、多くの商談に結びつき、この地域を世界へ発信する契機になることを期待する」と話した。
今回の配信映像や、過去の開催レポートについては、下記のサイトを参照。
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燕三条トレードショウ webサイト