【翼が結ぶ】トキエア新潟=名古屋(中部国際空港)線が新規就航、記念セレモニー開催される

新規就航を祝うテープカット

新潟発の地域間航空、トキエア株式会社の新潟=名古屋(中部国際空港セントレア)線が9月27日に就航した。トキエアの新規就航は新潟=札幌(丘珠)、新潟=仙台に続きこれで3路線目となる。

トキエアの新潟=名古屋は1日2往復。所要時間は約1時間20分(名古屋→新潟は約1時間15分)。運賃の最安値は7,900円となっている。

この日9時10分発の初便には64名が搭乗(搭乗率88%)。名古屋からの折り返し便には55名(搭乗率76%)が搭乗した。

トキエア新潟=名古屋の初便TOK401は搭乗率88%とまずまずの滑り出し

新潟観光親善大使の矢部望実さんから長谷川社長に花束の贈呈

初便の出発に先だち、8時から就航記念セレモニーが開かれ、トキエア株式会社の長谷川政樹社長、国土交通省東京空港局新潟空港事務所の川村英明所長らが参席し、記念のテープカットが行われた。

「新潟=佐渡路線も年内を目標に」と長谷川社長

長谷川社長は挨拶の中で「人手不足など地上のハンドリングに苦慮したが皆様の協力で就航にこぎつけた。今日からはこの路線を末永く維持し、路線をより太く成長させていきたい。セントレアはそれ自体がエンターテインメント性に優れた空港だが、広域のエリアで見ると伊勢志摩や飛騨高山など魅力溢れる観光地も多いので、リーズナブルな価格で県民を運ぶのと同時に、中部地方からも注目度の高い佐渡金山などへどんどん招き、交流人口増や経済効果につなげたい」と抱負を語った。

国土交通省東京交通局新潟空港事務所・川村英明所長

川村所長は「新潟と中部地方を結ぶ路線に新たなチャンネルが生まれることで、利用者の用途に応じたアクセスが期待できる。中部国際空港を経由したインバウンドの拡大にも繋がるのでは」と期待を寄せた。

トキエアは今後、新潟=佐渡の路線年内就航を目指して準備しており、次なる新規就航路線の新潟=神戸路線も視野に入れている。

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