【新潟に朗報!】観光庁が選ぶ「モデル観光地」に「佐渡・新潟エリア」が追加選定、高付加価値旅行者の誘客に向けた支援に期待高まる
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初回掲載:2024年9月27日
観光庁は9月27日、同庁が取り組んでいる「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業」において、モデル観光地に新潟県の「佐渡・新潟エリア」を含む3地域の追加したことを発表した。今回の選定により、新潟県は観光面でさらなるインバウンド誘客が期待される。
今回選定された「佐渡・新潟エリア」は、「越後山脈と交流の海・日本海がもたらした、今も息づく日本の原風景」をコンセプトとしており、観光庁が推進する高付加価値旅行者を対象とした観光地づくりの一環として認められた。この選定は、新潟県が魅力的な観光地として、今後さらなる誘客に貢献するものと評価されたものである。なお、「高付加価値旅行者」とは、一人あたりの着地消費額が100 万円以上の訪日外国人旅行者を指す。
観光庁によるモデル観光地の支援は、高付加価値旅行者を地方に誘客するための取り組みとして、滞在価値の向上や地域のストーリーを反映した宿泊施設の整備、移動手段の利便性向上など、包括的な支援を行うことが特徴である。
今回の追加選定では、他に「山形エリア」と「富士山麓エリア」が選ばれ、全国のモデル観光地は14地域となった。
花角知事がコメントを発表
「佐渡・新潟エリア」の追加選定を受け、新潟県の花角英世知事は以下のコメントを発表した。
今回の選定は、本県が高付加価値旅行者の誘客にふさわしい観光地として認められたものであり、今後のインバウンド誘客に大きく貢献するものと大変嬉しく思っております。本県では、これまでスノーリゾート新潟やガストロノミーの推進など、本県の魅力
を活かして誘客に取り組んでまいりました。
選定を受けて、世界遺産登録された「佐渡島(さど)の金山」を含めた本県の豊かな自然や食、文化・歴史をさらに知っていただき、世界から多くの方々に訪れていただけるよう、関係自治体や事業者と連携しながら取り組んでまいります。