【約6か月を目途に】爆発事故が発生したごみ処理施設の復旧見込みなど発表(新潟県燕市)
2024年9月5日7時ころ、ごみ処理施設「燕・弥彦総合事務組合 環境センター」(新潟県燕市)において発生した爆発事故について、燕・弥彦総合事務組合総務消防局は9月27日、事故の状況と復旧の見込みなどについて発表した。
爆発事故により損傷したのは、投入されたゴミを破砕し、焼却炉内に定量供給する「流動床炉1系給じん設備」。
発表内容によると、警察・消防により爆発事故の原因などが調査されたが、原因特定には至らなかった。
爆発事故が発生した「燕・弥彦総合事務組合 環境センター」の復旧については、2025年3月末(約6か月)を目途に作業が進められており、粉じん爆発の可能性も考えられることから、復旧にあたり、噴霧器や静電気除去装置などの設置も検討されている。
当面のごみ処理体制については、燕市の近隣の自治体である新潟市・長岡市・三条市が協力するとともに、現有施設をフル稼働することにより、現行のごみ収集の状況に変化はないという。
また、燕・弥彦総合事務組合総務消防局は今後、地域住民に対し、ごみの軽量化やゴミ出しのルールの周知徹底に努めていくという。
【Googleマップ 燕・弥彦総合事務組合 環境センター】
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