アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)、2022年2月期第1四半期決算(連結)を発表

アークランドサカモト株式会社(新潟県三条市)は21日、2022年2月期第1四半期決算(連結)を発表した。売上高は782億4,800万円(対前年同期比148.2%増)、営業利益45億4,000万円(同14.3%増)、経常利益51億7,800万円(同23.7%増)、親会社に帰属する純利益25億7,600万円(同10.9%増)の増収増益となった。

セグメントの経営成績は以下の通り。

 

 小売事業

ホームセンター部門の売上高および営業収入は633億1,800万円(対前年同期比235.2%増)となった。うち、ビバホーム売上高は453億7,100万円となった。前年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止需要や巣ごもり消費の反動減により、既存店売上高は対前年同期比4.4%減となったが、ビバホームの子会社化が寄与した形。

その他小売部門の売上高および営業収入も巣ごもり消費は低迷しつつあるが、ビバホームの子会社化により24億2,400万円(対前年同期比23.6%増)となった。うち、ビバホーム売上高は4億9,500万円となった。その結果、小売事業の売上高および営業収入は657億4,300万円(対前年同期比215.3%増)、営業利益は23億7,700万円(対前年同期比6.4%増)となった。

 

卸売事業

卸売事業の売上高および営業収入は19億1,000万円(対前年同期比2.6%増)、営業利益は2億2,800万円(対前年同期比2.8%減)と減益となった。

 

外食事業

外食事業は、主力のとんかつ専門店「かつや」の国内店舗のFC(フランチャイズ)を含む店舗数は3店舗純増の423店舗、からあげ専門店「からやま」・「縁」の国内店舗のFCを含む店舗数は4店舗純増の141店舗となった。

新店効果に加えて、新型コロナウイルス感染症に伴う生活様式の変化などによる影響への対応に取り組んだ結果、売上高および営業収入は106億3,100万円(対前年同期比21.4%増)、営業利益は12億9,900万円(対前年同期比6.2%増)となった。

 

不動産事業

不動産事業の売上高および営業収入はビバホームの子会社化により、26億4,400万円(対前年同期比261.9%増)、営業利益は6億3,500万円(対前年同期比82.1%増)となった。

 

その他

その他には、フィットネス事業「JOYFIT」5店舗および「FIT365」の3店舗を含んでおり、徹底した新型コロナウイルス感染症対策により回復しつつあり、売上高および営業収入は2億400万円、営業損失は200万円となった。

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