【初の減塩商品を実現】加島屋(新潟市中央区)、「さけ茶漬」と「いくら醤油漬」を塩分25%カットで販売開始
海産物加工・製造の株式会社加島屋(新潟市中央区)は、看板商品の「さけ茶漬」と「いくら醤油漬」を冷凍流通商品とすることで塩分を25%カットした「減塩さけ茶漬」と「減塩いくら醤油漬」を、10月1日から販売開始した。
加島屋は創業以来、添加物をできるだけ使用せず、塩によって「熟成させ素材本来の旨みをひき出す」「保存性を高める」ことで、多くの商品づくりを行ってきた。一方で、様々な事情で塩分摂取を控える顧客から「塩分を控えた商品ができないか」という声もあり、今回の商品を企画した。
同社の担当者によると「塩分は25%以上減らさないと減塩と謳えない。弊社は商品にできるだけ添加物を使わずに塩によって保存性を高めているため、品質や美味しさを保ったうえで塩分を減らすのに苦労した。特に、塩分を均一にするために適した魚を選ぶところから、加工の工程、熟成期間の調整など様々な工夫によってようやく減塩を達成できた。着手から完成までは、2年半から3年くらいかかった」という。
「減塩さけ茶漬」「減塩いくら醤油漬」は、加島屋本店(新潟市中央区)ほか、インターネットでの購入もできる。
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