【新潟県感染症情報】手足口病などが増加傾向、9月23日から9月29日までの県内の感染症情報(週報速報版)
新潟県福祉保健部感染症対策・薬務課は10月3日、9月23日から9月29日までの新潟県感染症情報(週報速報版)を発表した。
手足口病
発表によると、警報が発令されている「手足口病」については、定点当たりの報告数が全県で10.09と前週の8.36に比べ増加した。この数値は、国の示す警報基準(定点当たり5)を超えている。
感染傾向としては、乳幼児を中心に流行している。なお、流行は乳幼児が中心となっているが、大人が感染する場合もあるので、子どもに限らず大人も感染予防が必要。
県は、食事の前、遊んだ後、トイレの後、帰宅後など、普段から石けんと流水による手洗いをするよう呼びかけている。
また、オムツなどの処理の際は、排泄物が周囲につかないように注意し、処理後はしっかりと手を洗うよう呼びかけている。
梅毒
全国的にも届け出数が増加傾向にある「梅毒」については、新潟市保健所管内において5件の届出があった。
梅毒は性交渉により感染するため、性交渉の際には避妊具の使用するよう呼びかけている。
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