【Q2決算】アークランズ(新潟県三条市)、主力事業の好調で営業利益14.7%増
アークランズ株式会社(新潟県三条市)は10月4日、2025年2月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高は1,591億5,300万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は101億7,800万円(同14.7%増)、経常利益は101億6,600万円(同12.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は62億7,800万円(同10.4%減)であった。
小売事業が好調
小売事業においては、ホームセンター部門の家庭用品や防災関連用品が好調に推移。2024年8月には新潟県長岡市において「スーパーセンタームサシ長岡店」の移転増床を行い、より多様なニーズに対応する体制を整えた。また、価格改定により売上総利益率が改善し、営業利益は49億2200万円(前年同期比12.6%増)を達成した。
卸売事業の営業利益は減少
卸売事業においては、前年下期に行った価格改定と取扱い商品の見直しにより売上総利益率が改善した結果、売上高および営業収入は23億6,300万円(前年同期比8.5%減)、営業利益は3億5,000万円(前年同期比997.2%増)となった。
外食事業も大幅に成長
外食事業においては、主力のとんかつ専門店「かつや」の店舗展開とDX化の推進により、売上は好調に推移。既存店売上高は前年同期比105.7%増を記録し、営業利益は32億3600万円(同29.9%増)と大幅に成長した。
不動産の営業利益は減少
不動産事業では、2023年6月に開業した「アークスクエア御経塚」の影響で収益が増加したものの、新規出店の初期費用が影響し、営業利益は16億3200万円(同15.4%減)と減少した。