【現役ガードマンが小学校で防犯授業】新潟綜合警備保障株式会社(新潟市東区)が防犯授業を開催、生徒たちに緊急時の対応を伝える
ALSOKグループの新潟綜合警備保障株式会社(新潟市東区)は10月8日、新潟市西区にある新潟市立坂井輪小学校において、防犯授業「ALSOKあんしん教室」を行った。
ALSOKグループは、2005年度から防犯教育活動として、全国各地で防犯授業「ALSOKあんしん教室」を実施している。
グループの一員である新潟綜合警備保障も社会貢献活動として、2005年度から主に新潟市内を中心に活動を行い、毎年約1,500人の児童が防犯授業を体験している。
坂井輪小学校では、新潟綜合警備保障に所属し実際に現場で警備を行う職員が教壇に立ち、防犯標語である「いかのおすし」をテーマに授業が行われた。
「いかのおすし」とは、防犯の心構えである「いかない」、「のらない」、「おおごえをだす」、「すぐにげる」、「しらせる」の頭文字をとった用語である。
授業は児童たちが理解しやすいように写真やアクションを交えて実施された。新潟綜合警備保障の職員のアクションを見た児童たちは「かっこいい」などの元気の良い歓声を教室内に響かせていた。
「隊長」として児童の前でアクションを交えた授業を行った新潟綜合警備保障新潟支社機動隊の上野克貴氏は、「自分自身、子どもが好きなので、子どもが真面目に話を聞いてくれると嬉しい。子どもが元気に授業を受けている姿を見て、元気をもらっている」と語った。
同じく「隊長」として授業を行った同社の岩波燎生氏に授業をする中で楽しいと感じる瞬間を問うと、「子どもたちがちゃんと話す内容に反応してくれてるを見ると非常に嬉しい」と話した。
柔らかい笑顔で児童たちに防犯の心構えなどを伝えていた新潟綜合警備保障新潟支社総務部の田中遥奈主任は、「どのクラスの生徒の皆さんも意欲的に取り組んでくれたので、講師としてもありがたかったです。生徒の皆さんの意見もたくさん聞きたいので、声をかける時は同じ人ばかりではなく、色々な人に声をかけるように工夫しています」と感想と授業で工夫している点を語った。