【キシャメシ】香川を感じろ!名店「純手打ちうどん よしや」で修業を積んだ店主が作る”本格讃岐うどん”を新潟で食らう

店名のキュートなフォントと外観で迎えてくれる綾歌うどん

西区で取材の予定があったので、本日のお昼はうどんと決めていた。

夏に香川に訪れた際、手打ち麺の讃岐うどんをいただいたのが「純手打ちうどん よしや」で、本格的なツルシコもちもちの小麦の美味しさを堪能した。

そこの店主にキシャが新潟からきたことを伝えたら「うちで修業した子が新潟でお店出してるよ!」と教えてくれたのだ。これは行くしかあるまい。

新潟市西区にある「綾歌うどん」は県内では珍しい本格的な讃岐うどんが食べられる店だ。実は、本場香川でも機械をまったく使わず、手ごね手打ちの麺を提供しているお店は少ない。店主が修行したという「よしや」はその数少ない店舗のうちの1つだという。

11時開店で11時2分に店に到着したが、すでに先客がいた。早めにきて良かった・・・と胸をなでおろしカウンターへ。

メニュー表

メニュー表2

まずはメニューを拝見。トッピングや天ぷらもすべて美味しそうで、しかもおでんまである。カレーうどんもあった。

しかしキシャにはうどん以外にその味を確かめたいものがあるのだ・・・。誘惑に負けじと当初の予定通り注文。

天かす、しょうが、ねぎ3種の神器がそろう

3種の神器は常に卓上に置いてあるわけではなく、お客がきたときに席までもってきてくれるシステム。こうした丁寧さで、良いお店だなあと個人的に感じる。

うどんを注文し、待っている間にさらにお客が入ってきた。平日なのに、さすがの人気店。

とり天ぶっかけ(790円)

太麺だし時間がかかることを覚悟していたが、ほどなくして着(う)どん!わ~~みて、この太麺を。燕三条系のラーメンを食べ慣れているキシャメシ読者にはきっと堪らない太さの麺ではなかろうか!

2枚のとり天に大根おろし、レモンとシンプルな盛り付けがいいね。まずは一口、いただきます。

ひと口噛んだときの小麦の香り、弾力、食べ応えバツグンのもちもち麺。これぞTHEさぬき。オールハンドの手切りだからこそ、お出汁が麺にほどよく絡む。お出汁の甘味と魚介の風味がいいなあ。大根おろしもサッパリ。

実はキシャ、とり天が大好き。よしやに行ったときもとり天のジューシーかつさっぱり、いくらでも食べられそうなサクサクな食感にメロメロになったものだが、綾歌うどんもこの見た目からして期待できる。

メニュー表にも「2枚で足ります?」って書いてあったもんね。

2枚のとり天

揚げたてのとり天が、さくさく、ほわほわだ~~。大根おろしとレモンを絞って食べると無限にいけそう。味付けもほどよく、ついついおかわりしちゃいそうな美味しさ。

香川県ではうどんは縁起物でもあるそうで、綾歌うどんは本場と同じく長~いうどんに仕上げている。正直、本場から遠く離れたこの新潟県内でここまで本格的で美味しいうどんを食べられるお店はないと思う。

レジ横におでんやおにぎりが置いてあり、後ろ髪を引かれつつお会計。おいしかった~~!ごちそうさまでした!

 

 

(編集部AI)

 

【綾歌うどん】

新潟市西区平島1-17-8

営業時間
11時~15時(土・日・祝)
11時~14時(月・火)
11時~14時、18時~20時(水・木・金)

不定休

 

【グーグルマップ】

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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