【県内スタートアップ×上場企業】ウォーターセル（新潟市中央区）、ブルボン（新潟県柏崎市）との資本提携を発表
プレスリリースより引用
ウォーターセル株式会社（新潟市中央区）は10月11日、株式会社ブルボン（新潟県柏崎市）との資本提携を締結したことを発表した。この提携により、農業分野でのさらなる成長と新たな協業の展開を目指す。
今回の資本提携の背景には、日本の農業が高齢化や生産人口の減少といった課題に直面しており、生産性の向上や次世代への知見の継承が急務となっている点と、農業における環境負荷の低減が重要なテーマとなっている状況がある。
こうした状況を受け、ウォーターセルは、クラウド型の営農支援ツール「アグリノート」を通じて農業界の課題解決に貢献してきた。
「アグリノート」は、農作業のデジタル管理を支援するツールであり、全国の26,000以上の生産者に利用されている。その特徴は、オープンプラットフォーム戦略を通じて、様々な農業関連企業と連携し、利便性を高めている点にある。今回の提携も、ブルボンがウォーターセルの成長性とアグリノートの生産者からの評価を高く評価したことから実現した。
今回の資本提携を通じて、ブルボンとウォーターセルは、アグリノートを活用した協業を進める。これにより、営農データに基づく商品の付加価値化や、原料調達の安定化などを目指す具体的な取り組みが予定されている。
なお、ウォーターセルは、新潟県が選ぶ「J-Startup NIIGATA」に選定されている。
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ウォーターセル株式会社
