【BIの重要性】すべての成果は行動から生まれる|関本大輔(株式会社アドハウスパブリック)#4
こんにちは。株式会社アドハウスパブリック代表の関本大輔と申します。
このコラムでは、「ブランディング」をテーマに、その本質や大切にしたい考え方について弊社の事例を交えながらお伝えしています。
今回は、企業やブランドの価値観やビジョンを体現する行動基盤、ビヘイビア・アイデンティティについてお伝えします。
仕事のみならず、さまざまな場面で成果を掴むために大切な考え方だと思います。ご興味がありましたら、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
理念やビジョンを体現する「BI」とは
アドハウスパブリックでは、さまざまな企業の基盤となる「コーポレート・アイデンティティ(企業理念)」そして「ビジュアル・アイデンティティ(企業理念を表すビジュアル)」の制作を手掛けてきました。
そこに加えて、ブランディングにおいてもう一つ大切なことがあります。それは、その会社や組織の一人ひとりがどう行動するか。つまり「ビヘイビア・アイデンティティ(企業理念の実践)」が、とても重要なのです。
「ビヘイビア・アイデンティティ(BI)」とは、企業やブランドの価値観やビジョンを実際の行動を通じて体現することを指します。言葉やデザインに留まらず、企業や個人がどのように行動するか、そしてその行動が企業全体のアイデンティティとして一貫しているかどうかが重視される考え方です。
どんなに素敵なビジョンを掲げていても、実際に顧客と対峙する社員さん一人ひとりの行動が理念に反していたりクオリティが悪ければ「嘘つきだ」「もうお願いしたくない」と思われてしまうはずです。
そこで、理念やビジョンを具体的な行動に落とし込み実践を促すのが、BIの役割です。
例えば、ギフト包装の業務に取り組むとき「ただ包まれていればいい」と行動する人もいれば、「開けた瞬間の気持ちまで想像して包む」という人もいる。行動の指針となるものが明確に定まっていないと、人によってクオリティも異なってしまいます。
そこに「ラブレターを送るように丁寧に」という指針があれば、どんな行動を取るべきかが自ずと定まり、これがブランドの価値となっていきます。
このように、ビジョンやビジュアルだけではなく、実際の行動がブランドの価値を大きく左右します。これはどんな業界でも同じこと。全社員が共通のビジョンに基づいて行動し、顧客にも一貫した体験を提供することで、ブランドの価値と信頼性が高まります。
つまり、明確なBIを持つことで、社員一人ひとりの行動がブランドの一部として機能するようになり、企業は顧客や社会から信頼される存在になっていくのです。
理念やビジョンを体現する「BI」とは
アドハウスパブリックでは、さまざまな企業の基盤となる「コーポレート・アイデンティティ(企業理念)」そして「ビジュアル・アイデンティティ(企業理念を表すビジュアル)」の制作を手掛けてきました。
そこに加えて、ブランディングにおいてもう一つ大切なことがあります。それは、その会社や組織の一人ひとりがどう行動するか。つまり「ビヘイビア・アイデンティティ(企業理念の実践)」が、とても重要なのです。
「ビヘイビア・アイデンティティ(BI)」とは、企業やブランドの価値観やビジョンを実際の行動を通じて体現することを指します。言葉やデザインに留まらず、企業や個人がどのように行動するか、そしてその行動が企業全体のアイデンティティとして一貫しているかどうかが重視される考え方です。
どんなに素敵なビジョンを掲げていても、実際に顧客と対峙する社員さん一人ひとりの行動が理念に反していたりクオリティが悪ければ「嘘つきだ」「もうお願いしたくない」と思われてしまうはずです。
そこで、理念やビジョンを具体的な行動に落とし込み実践を促すのが、BIの役割です。
例えば、ギフト包装の業務に取り組むとき「ただ包まれていればいい」と行動する人もいれば、「開けた瞬間の気持ちまで想像して包む」という人もいる。行動の指針となるものが明確に定まっていないと、人によってクオリティも異なってしまいます。
そこに「ラブレターを送るように丁寧に」という指針があれば、どんな行動を取るべきかが自ずと定まり、これがブランドの価値となっていきます。
このように、ビジョンやビジュアルだけではなく、実際の行動がブランドの価値を大きく左右します。これはどんな業界でも同じこと。全社員が共通のビジョンに基づいて行動し、顧客にも一貫した体験を提供することで、ブランドの価値と信頼性が高まります。
つまり、明確なBIを持つことで、社員一人ひとりの行動がブランドの一部として機能するようになり、企業は顧客や社会から信頼される存在になっていくのです。
BI浸透に役立つツール『YeLLOWS マニュアルズ』
理念やビジョンに基づく一貫した行動を促す、ビヘイビア・アイデンティティ(BI)。
そのサポートとして、アドハウスパブリックでは『YeLLOWS マニュアルズ』というサービスを本格リリースに向けて準備しています。
YeLLOWS(イエローズ)とは、働く人や集団の力の探求・発信・開発をサポートする、アドハウスパブリックの自社ブランド。「人々の成長を加速し、人生とキャリアに新しい可能性を創造する」というミッションを掲げ、AIやデジタルの力を活用したさまざまなサービスを提供・開発中です。
そんなYeLLOWSが提供する『YeLLOWS マニュアルズ』は、普段の業務を撮影・編集し、社内教育ツールとして使えるマニュアル動画を制作するサービスです。
どの業種や企業にも、たくさんの業務手順やルールがあると思います。しかし、一度指導しただけでみんなが同じように行動できるかというと、なかなか難しいはず。加えて、顧客に提供するサービスのレベルや品質を一定に保つことはさらにハードルが高く、手間や教育コストもかかります。
『YeLLOWS マニュアルズ』は、業務において大事なポイントや、その行動の根幹にある理念を業務の映像とあわせて伝えることができるのが特徴です。そのため、理念の浸透を図りながら正確かつ効率的に業務を伝えることができるツールとして、BIの浸透に効果が期待できます。
また、いつでも何度でも見直すことができるため、教育コストを抑えながらサービス品質の向上にもお役立ていただけます。
「社内教育の時間が足りない」「サービスの質が人によって異なる」などBIについて課題を感じている方は、社内教育に『YeLLOWS マニュアルズ』を活用してみてはいかがでしょうか。
すべての成果は行動から
誰しも「どこを目指しているんだっけ?」「何をすればいいんだっけ?」というモヤモヤがあると、行動に迷いが生まれ、不満も抱いてしまうものです。
明確なビジョンが共有されていて、それを実現するために必要な具体的な行動・プロセスが分かる。これが揃うと、働く人のモチベーションは一気に加速して行動に繋がっていきます。これがBIの根幹にあると私は思っています。
こうしてスイッチが入ると、どんな人だろうと一生懸命やっていく。そして一生懸命やった先に成果がついてくる。結果として、一生懸命やった人こそが成果を掴み、幸せに笑っていられる。私自身もそうありたいと思いますし、そういった人を増やすことが私たちの会社全体の理念でもあります。
成果を出せるかどうかは、行動次第です。やるか、やらないか。当然、やらないといつまでも成果は得られません。「やる」をコントロールし、考えながら行動に移していく。その積み重ねこそが、成果に繋がっていくのです。
今回はここまでとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関本 大輔(せきもと だいすけ)
株式会社アドハウスパブリック代表取締役。新潟デザイン専門学校を卒業後、東京の出版社でデザイナーとして勤務。その後、父が設立した会社を継ぐため帰郷し、2013年に代表取締役として就任。
お客さまの本質的な課題解決につながるインナーブランディングと卓越したデザインで、さまざまな企業や事業のブランディングに携わる。過去1,000件以上の実績で、地域・業界を問わず評価されている。
米国ギャラップ社認定ストレングスコーチのほか、越後雪室屋ブランドディレクター・理事、新潟県6次産業化プランナー、新潟市異業種交流研究会協同組合理事長を務める。