NTT東日本新潟支店が新潟県フードバンク連絡協議会に非常災害用食料品を寄贈
NTT東日本新潟支店は24日、新潟県フードバンク連絡協議会へ非常災害用食料品を贈呈した。
同支店では災害時でも安定的な通信を提供できるよう、災害時の対応で寝泊まりをする職員に専用の非常災害用食料品を備蓄している。非常災害用食料品の賞味期限に合わせた5年に1度の入れ替えで廃棄する前に、賞味期限が近くなっている約2,400食(3食入り×800セット)の非常災害用食料品を新潟県フードバンク連絡協議会へ寄贈した。
昨今のコロナ禍で県内各フードバンクからの食料支援要請が増加していることや、NTT東日本のSDGsの取り組みでもある困窮者の支援ならびにフードロス削減の観点から、今回の寄贈に至ったという。
贈呈式にはNTT東日本新潟支店の飯塚智支店長、新潟県フードバンク連絡協議会の髙見優会長らが出席し、飯塚支店長から髙見会長へ目録と非常災害用食料品が手渡された。
寄贈を受けた髙見会長は、新型コロナウイルスの影響で収入が減少するなど、より生活が困窮した家庭も多いので食事に困っている子どもや親御さんたちの喜ぶ顔が目に浮かぶ。このようなご支援は本当に有り難い」と謝意を述べた。
また、飯塚支店長は「非常災害用食料品を廃棄してしまう前に新潟のために何か活用できないかということで、今回寄贈させていただいた。少しでも苦しむ家庭の役に立てればと思う」と話し、今後もNTT東日本として地域貢献に努めていく方針を示した。
寄贈された非常災害用食料品は今後、各地域のフードバンクに提供され、生活困窮者へ配布を行うという。