焼き物「佐渡無名異焼」が伝統的工芸品に指定、新潟県としては15年ぶり

無名異練上花紋壷 伊藤赤儘(五代伊藤赤水) 新潟県の報道発表より

新潟県産業労働部地域産業振興課によると、「佐渡無名異焼」が10月17日付けで新たに伝統的工芸品に指定された。新潟県においては、「越後三条打刃物」の指定以来15年ぶりとなる。

「佐渡無名異焼」は、「無名異土」と呼ばれる酸化鉄を大量に含む赤土を素地土に混ぜて作った焼き物。現在も伝統的な技法が継承されており、11事業者26人の従事者がいる。今回の指定に関しては、佐渡無名異焼の会が佐渡市を経由して経済産業省に申請していた。

10月17日時点で、全国で243品目が伝統的工芸品に指定されており、うち新潟県では17品目が指定されている。これは、東京都に次ぎ京都府と並ぶ全国第2位タイとなる。

 

【関連リンク】
新潟県webサイト 「新潟県の伝統的工芸品」

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