【今季県内初】新潟県長岡市の野鳥から鳥インフルエンザの疑い、環境省が遺伝子検査実施予定
新潟県によると、10月21日、長岡市で発見されたオオタカ1羽からA型鳥インフルエンザの陽性反応が確認された。今後、環境省が遺伝子検査を行い、高病原性鳥インフルエンザかどうかを調べる。なお県では22日13時から、県庁で情報連絡室会議を開催している。
当該のオオタカは、21日に長岡市で傷病個体として発見され、県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里へ搬入。簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認された。今年度、県内で回収された野鳥から鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初となる。
陽性反応の検出に伴い、環境省は同日、回収地点の半径10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定。今後、遺伝子検査を実施し、高病原性鳥インフルエンザかどうかを調べる。なお、結果の判明までは1週間程度の見込み。