【新津地区で老舗菓子店「オーサカヤ」を運営】有限会社大阪屋商店(新潟市秋葉区)が事業を停止
東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社大阪屋商店(新潟市秋葉区、設立1958年1月24日、資本金300万円、水野浩美社長)は、9月8日を以って事業を停止し、事後処理を五十嵐勇弁護士(弁護士法人美咲総合法律税務事務所、新潟市中央区)に一任した。負債総額は現在調査中。
大阪屋商店は、明治創業の老舗菓子店で新潟市秋葉区の中心街で「オーサカヤ」の店舗名で営業を展開、洋菓子から和菓子まで多くの商品を取り揃え、アンティークなインテリアの店内にはイートインスペースを設け、常連客も多く抱えていた。
しかし、近年はネット通販の普及で各地の人気商品が手軽に取り寄せできる環境が整ったほか、コンビニスイーツの台頭もあり、営業環境は厳しさを増していた。
また、物価高に伴う食材の高騰なども生じていた模様で、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。