佐渡汽船(株)の高速カーフェリー譲渡決定を受けて、佐渡市の渡辺市長がコメント「カーフェリー3隻体制による安定した輸送体制について早急に検討を求める」

渡辺竜五市長(2020年4月撮影)

佐渡汽船株式会社(新潟県佐渡市)は25日、同日開催した取締役会で、高速カーフェリー「あかね」をスペインの海運会社に30億5,000万円(帳簿価格は24億900万円)で譲渡することを決議した、と発表した。これを受けて、佐渡市の渡辺竜五市長がコメントを発表した。コメントは以下の通り。

「本日、佐渡汽船株式会社の取締役会において、同社が保有する高速カーフェリー『あかね』の譲渡に関する決議があり、海外の運送会社との間で売買契約が締結された旨報告がありました。

『あかね』売却については、佐渡汽船の経営改善項目の一つとして取り組まれてきたものですが、本土との間を結ぶ唯一の離島航路として、島民の生活や産業基盤を支える公共交通機関の責務を鑑み、カーフェリー3隻体制による安定した輸送体制について早急に検討を求めるとともに、引き続き新潟県及び関係市と連携して経営状況を注視してまいります。」

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