新潟県湯沢町に移住サポート事業を行う「きら星」が設立
「リフレッシュを兼ねたテレワーク」で移住者増加を目指す
社会起業家を輩出する株式会社ボーダレス・ジャパン(東京都新宿区)は2月1日、移住サポート事業を行う、きら星株式会社(新潟県湯沢町)を設立した。バブル期につくられたリゾートマンションがたち並び、最近はインバウンド観光客で賑わう湯沢町で移住促進事業を行う。生産年齢人口を含む年間70人のファミリー世代の流入を目指す。
人口流出が続く全国の自治体では、移住者や関係人口の増加に力を入れ、国も地方創生関連に多額の予算を計上している。一方で、ワークライフバランスを求め地方暮らしを望む人はいるが、収入や職種など満足のいく仕事が見つからないことがネックとなり移住につながっていない。
こうしたなか、きら星は、収入や職種に満足しながら地方移住を実現する事業を行うという。具体的には、今年内に湯沢町に拠点を開業、「リフレッシュを兼ねたテレワーク」というワーケーションスタイルを普及させ、地方移住につなげていく社会実験に挑戦するという。首都圏からの近さを活かし、首都圏で働くファミリー世代をメインターゲットに、年間70人のサービス利用者(移住)の獲得を目標に掲げている。
代表取締役の伊藤綾氏は(公財)にいがた産業創造機構「潟チャレ」2018年度優秀賞、大光銀行「たいこうビジネスプランコンテスト2018」特別賞を受賞している。
【きら星】
所在地/新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽181-1
https://www.borderless-japan.com/social-business/kirahoshi/