【推進装置が故障】佐渡島付近で巡視船が航行不能、巡視船やひこにより無事救助
第九管区海上保安本部によると、10月26日7時20分ころ、佐渡島弾埼灯台から北西約115キロの海域において、第九管区海上保安本部へ派遣中の「巡視船とから」(串木野海上保安部 )がしょう戒中のところ推進装置が故障し航行不能となった。
10月26日7時30分、伏木海上保安部に所属する「巡視船やひこ」が救助に向かい、同日14時45分、新潟港に向け曳航救助を開始した。
その後、巡視船とからは、10月27日10時30分、新潟港西区中央埠頭に着岸した。
第九管区海上保安本部によると、「巡視船とから」の推進装置の故障原因は、推進装置の潤滑油が漏れた影響で故障し航行不能となったとみられるという。
なお、海難船舶からの油の流出や乗組員の負傷などはない。