【アラ釣りのために出港】直江津港沖でプレジャーボートが故障、無事救助
上越海上保安署によると、10月27日、新潟県上越市の直江津港沖で釣り人2名を乗せたプレジャーボートのエンジンがかからなくなり、その後、付近の海域にいた仲間の船に救助される事案が発生した。
救助されたのは、長野県在住で70歳代の男性2人。なお、救助された2人にケガや体調不良などはないとのこと。
男性らはアラ釣りをするために、10月27日6時ころ、プレジャーボートに乗船し、上越市黒井浜を出港。そして、同日9時15分ころ、直江津港の沖で釣りをしていたところ、エンジン(船内外機)に大きな音がして不調を感じたことから、エンジンを停止した。
その後、エンジン状況を調整などをしたところ、ラジエターのホースの破損が確認されたため、自力での復旧が困難と考え、同日9時30分に118番通報し救助を求めた。現場は、直江津港から北北西約22kmの海上。
その後、救助を求めた船舶は付近の海域にいた仲間の船に曳航されることとなり、10月27日11時、上越海上保安署の巡視船「たつぎり」と合流し、同日12時30分に黒井浜に到着した。
海上保安庁では、気象や干満の時刻などの情報のほか、「ウォーターセーフティーガイド」などを活用して、海難事故の未然防止を呼びかけている。
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