ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)が「燕・三条・長岡フェア」開催、食材を通じて地域紹介や観光振興目指す
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初回掲載:2024年10月30日(再掲載:11月10日)
株式会社ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)は11月1日から30日まで、「燕・三条・長岡フェア」を開催する。県内各地の紹介や観光振興を目的とし、同地域の食材を活かした和食やフランス料理、カクテルなどを楽しむことができる。フランス料理(ディナー)の提供は16日限定で、こちらは予約制となる。
ホテルオークラ新潟では昨年9月から県内各地域に焦点を当てた「佐渡フェア」、「新発田フェア」などを開催してきており、今回はその第6弾。それぞれの企画で約半年かけ、食材選びや、それを活かした料理の開発を行っているという。ホテルオークラ新潟の担当者は「お客様がまだ出会ったことのない食材を提供することができれば、と考えている。同じ県内でも知られていない食材は多い。それを再発見し、観光や(名産品の)購入に繋げることができれば」と語り、この取り組みで地域貢献を図る。
「燕・三条・長岡フェア」では期間中、館内のレストラン「和食 や彦」で御膳(昼限定)と会席を提供。いずれもご飯は三条市下田産米、長岡市寺泊産の魚介や燕市産の野菜なども使う。合わせて、三条と長岡の6蔵が企画に協力しており、日本酒も多数揃える。
また、館内バー「エジンバラ」では、田沢農園(新潟県三条市)の和梨などを用いたジェラートカクテル3種を用意する。
16日限定のディナーでは、同じく地域の食材を活かし、長岡の企業が育てた「チョウザメのマリネ」や、「三条のサツマイモとチョコレートのガトー」などを提供する。また、燕市で生産され、2020東京オリンピックの選手村で実際に使用されたカトラリーで食事ができる。
10月29日、ホテルオークラ新潟で同フェアの発表試食会が開催された。
挨拶の中で燕市の鈴木力市長は「近年ガストロノミーツーリズムが唱えられている。この企画を通じて地場産品や文化、大河津分水によって越後平野ができて、農産品がつくられているという背景を知っていただきたい」、三条市の滝沢亮市長は「燕市と同様、金属加工のイメージが強いかもしれないが、美味しい食べ物もPRしていきたい。三条が誇る食事をこうして料理してもらうことで、食べた方にこれまでとはまた違う楽しみ方をしてもらえると思う」と語った。
16日の限定ディナーは、下記のwebサイトや電話で受付中。
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