【平日も予約相次ぐ】ロイヤル胎内パークホテル「アフタヌーンティー+ロイヤルスイート」のご褒美ステイ

コロナ明けに来た新潟の「ヌン活」ムーブメント

おいしい紅茶を何杯もおかわりして飲みながら、ラグジュアリーなスタンドに盛りつけられたサンドイッチやプチフールを楽しむ優雅な時間。「アフタヌーンティー」の風習は、紅茶の国・イギリスが発祥で19世紀中頃に英国貴族たちの間で始まったと言われる。

この文化を取り入れ、日本風にアレンジして東京都内の有名ホテルなどでアフタヌーンティーのサービスが始まったのは、コロナ禍以前の話だ。ちなみに国内で最初にアフタヌーンティーを始めたのはホテル椿山荘東京と言われている。英国貴族由来のセレブな特別感が数千円で楽しめることは、世の女性たちを刺激した。

アフタヌーンティーは季節ごとに内容や演出が替わるのも魅力

 

ところがそこにコロナ渦が来て、ブームは一気に加速する。夕方から集まって限られた時間の中で適度なディスタンスをとりながら優雅な時間を楽しむアフタヌーンティーは、贅沢をしたい気持ちが抑圧された世の女子たちの欲求に応えられるスタイルだった。女子たちの間では、様々なアフタヌーンティーを食べ歩く「ヌン活」が定着し、大手高級ホテル、レストラン、ラウンジなどがこぞって、オリジナリティ溢れる味と演出を競った。そしてこのヌン活ブームは、徐々に地方にも飛び火していった。

それまで平日のホテルのラウンジやレストランは、打合せなどビジネス利用が多くを占めており、コーヒー紅茶などの利用に留まるため、単価が低かったが、結果的にアフタヌーンティーは別のマーケット層を取り込むことになった。

こうしたブームをよそに、新潟ではアフタヌーンティーをサービスするホテル、レストランが長く見られなかった。今春から新潟市のANAクラウンプラザホテルと胎内市のロイヤル胎内パークホテルがアフタヌーンティーをスタート。そしてこの秋、ホテルイタリア軒やホテルオークラなど新潟市内の有名ホテルが続々とアフタヌーンティーサービスを開始。コロナ明けに新潟に「ヌン活」ムーブメントが来た。

優雅な午後がゆったりと過ぎ行く

なかでも特筆したいのは、ロイヤル胎内パークホテルの1日2組限定「ご褒美ステイ☆アフタヌーンティープラン」。1泊2日+アフタヌーンティーのプランである。

奥胎内リゾートの河畔にたたずむ欧州の城のようなロイヤル胎内パークホテルのたたずまいは、ある意味、アフタヌーンティーを楽しむには絶好のシチュエーションという点で追随を許さない。

ロイヤル胎内パークホテル

ロイヤル胎内パークホテルでは、2024年3月からアフタヌーンティーを設えた最上階ロイヤルスイートの宿泊プランをスタート。何とも贅沢なプランだが、税込22、000円~(1室3名利用)という、意外にリーズナブルな価格で利用できることから反響を呼び、週末はもとより平日にも予約が相次ぐ好調な入込を持続している。新潟ではアフタヌーンティーの導入が早かったことも、新潟のヌン活需要を取り込めた理由の一つであろうが、強調したいのはむしろ質の高さだ。

「ご褒美ステイ☆アフタヌーンティープラン」は最上階のロイヤルスイートルームにて。特別な時間を送ってほしい

アフタヌーンティーをゆっくり楽しむなら14:00~19:00のアーリーチェックインは必須(昼食は抜いてくるのがお勧め)。可能なら14時に入って心行くまで堪能したい。

同ホテルにはロイヤルスイートルームが2部屋(+特別和室)が設えられている。貴賓室は特別洋室と特別和洋室が選べるが、いずれも4ベッドのメゾネット、広々とした開放的空間とラグジュアリーな調度品の数々。大きな窓から胎内高原の豊かな自然が眺望し、これから始まる贅沢な時間に想いを馳せる。

部屋のそこここに可愛らしいハロウィンのデコレーションが。こういう演出がうれしい

ロイヤル胎内パークホテルでは、季節に合わせてアフタヌーンティーのテーマが替わり、演出やスイーツのラインナップも変更される。10月はハロウィ―ンがテーマ。客室の所々に、かわいらしいハロウィンキャラクターが飾り付けられており、ラグジュアリーな室内にかわいらしい姿を見つけるとほっこりする。

ロイヤル胎内パークホテルのアフタヌーンティー【ハロウィン編】

ややあってスイーツ達を盛り付けた3段のケーキスタンドが到着。とたんに目がハート型になる。鮮やかで艶やかなビジュアル。ホワイトチョコケーキ、ミニタルト、マカロン、オペラ、米粉プリン・・・・

絶景かな。

紅茶はアールグレイやダージリンに加えてローズヒップやピーチ&アプリコットなどのフレーバーティーも含む4種類。優雅に時間が経つのを紅茶とともにゆっくり見守りたい。

実は紅茶だけではない。同ホテルのアフタヌーンティープランには、なんとスパークリングワインが1本付いてくる。スイーツに「泡」の贅沢。本場ではこのスタイルを「ロイヤルアフタヌーンティー」と呼ぶとか。泊まっていけるからこそ心行くまで楽しめる、この愉悦。ロイヤル胎内パークホテルのロイヤルスイートルームでロイヤルアフタヌーンティーを楽しむ、まさに「ロイヤルの3乗」。

ロイヤルスイートで過ごす忘れられない1泊

絶品のスイーツたちとともに優雅な時間をじっくり楽しむ。

胎内リゾートはホテル周辺に様々なアクティビティーを楽しめる・・・楽しめるのだが、この日ばかりは一歩も外出せず、ご褒美の時間をからだの芯まで堪能したい。

冷えたスパークリングワインでスイーツをいただくのもまたよし

少し遅い時間に、ケーキスタンドに盛り付けられた4種類のスイーツと、サンドウィッチをじっくり味わうだけに、ディナーも少し遅らせて19時~でオーダーしておく。

ディナーは1階のレストラン「MISAGO」の極上フレンチ。正直「あれだけスイーツ食べたし、胃袋に余地はあるかな」と心配したが、今回は「別バラ」を先に消化したと考えれば大丈夫だ。

「素材の旬」「その土地でとれたもの」を大事にした池田一秀シェフによる「優しさのフレンチ」は、旅愁がかきたてられる味わい深い内容。素晴らしいクオリティだ。

天空の露天風呂「宙(そら)の箱舟」

食事の後は、ロイヤル胎内パークホテル自慢の「美肌の湯」と「天空の露天風呂―宙(そら)の箱舟」。初めての人は、たいがいこの素晴らしい泉質に驚くはずだ。

温泉で芯から温まった身体を待つのは、最上階のロイヤルスイート。冷蔵庫にしまってあったスパークリングワインを出してきて、再びフルートグラスに注ぐ。カーテンを開けると、都会では見たことのない「真っ黒な」夜と満天の星空がこちらを見ている。

クリスマス版アフタヌーンティーも予約開始

この「ご褒美ステイ☆アフタヌーンティープラン」が人気になるのも納得。ロイヤルスイートのキャパを考えると3人~4人の「年一の優雅な女子会」でわいわいやるのも良い。カップルで「大切な人へとっておきのプレゼント」として贈るのも、絶対に喜ばれるはずだ。

新潟でも「ヌン活」がやにわに熱を帯びてきたが、「リゾート+アフタヌーンティー」の選択肢は、新しい基軸として人気が出るのではないか。

ロイヤル胎内パークホテルでは12月14日~12月25日の期間に「クリスマス☆アフタヌンティープラン」を提供する。街がきらめきに包まれる特別なシーズンにブッシュ・ド・ノエルやトナカイをかたどった可愛らしいスイーツが勢揃い。家族や友人、大切な人とのクリスマスパーティーにおすすめだ。

【関連リンク】

https://www.royal-tainai.jp/

 

 

 

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