大光銀行(新潟県長岡市)が業績予想を上方修正、積極的な営業推進や市場金利の上昇が影響
株式会社大光銀行(新潟県長岡市)が10月29日、2024年5月10日に公表した業績予想を修正した。
修正した2025年3月期第2四半期の連結の業績予想は、経常収益が110億5,000万円(前回発表予想10.5%増)経常利益が26億7,000万円(同62.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益が18億円(同65.1%増)、1株あたり中間純利益が188円95銭(前回発表は114円65銭)。
同行によると、銀行単体において、積極的な営業推進や市場金利の上昇などにより、貸出金利息や有価証券利息配当金が当初予想を上回る見込みであることや、預り資産関連手数料を中心に役務取引等利益が当初予想を上回る見込みであることが理由だという。
また、費用・経費について取引先への経営改善支援に積極的に取り組み、実質与信関係費用が当初予想を下回る見込みであることなどから、前回発表予想を上方修正するに至った。
2025年3月期通位の業績予想(連結・単体)については、今後の金融市場や経済情勢などが不透明であることから、2024年5月10日公表の予想を据え置く方針。