【デビュー60周年】歌手・小林幸子が、創業150周年を迎えたホテルイタリア軒のアンバサダーに就任
2024年に創業150周年を迎えたホテルイタリア軒(新潟市中央区)のアンバサダーに、新潟市出身の歌手・小林幸子さんが就任。11月1日には同ホテル5Fパルテンツァにおいて就任記者発表会が開かれた。
小林さんは幼少期にイタリア軒からほど近い横七番町で育ったため馴染みの場所であったことに加え、今年5月にもホテルでディナーショーを行うなど縁も深い。さらに、農家だった小林さんの曽祖父が、当時のイタリア軒にトマトを納入していたという先祖からの関係性もあるのだという。創業150年の記念年に小林さん自身が今年デビュー60周年にあたることもあり、アンバサダーとして白羽の矢が立つのも必然だった。
岡田茂久社長は「小林さんは近年、SNSや動画配信などを通じて若年層にも広く人気を獲得している方。これを機に、全国の若い層にもイタリア軒の名前が広まれば」と期待を込めた。
小林さんは「イタリア軒と言えば、私が子供頃から特別な場所。当時は西洋料理を食べる機会などほとんどなく、1年に1度ほど連れて行ってもらえるイタリア軒で初めてフォーク・ナイフを使って食事をしたことが思い出。アンバサダー就任のお話をいただき、大変うれしかった。(アンバサダーとして)どんなことができるか、皆さんと一緒に考えていきたい」と想いを語った。
この12月5日には、60周年ふるさと凱旋公演「ラスボスのキセキ」が新潟県民会館で開かれる。「演歌だけでなくボカロなど様々なジャンルの楽曲や、AI技術を駆使した舞台演出などでも楽しんでいただきたい」(小林さん)と抱負を語った。