【女子トイレ侵入の消防士を免職処分】新潟県佐渡市が職員の懲戒処分を発表、「倫理・道徳に反した身勝手な犯行と言わざるを得ず」

新潟県佐渡市は11月6日、同日付で20歳代の男性消防職員の懲戒免職処分を行ったことを発表した。

免職処分を受けたのは、佐渡市の両津消防署に所属する20歳代の男性消防職員。

処分を受けた男性職員は、2023年10月17日、正当な理由なく佐渡市所在の商業ビル内の女性用トイレに侵入したことで通常逮捕された。さらに、所属による聞き取りで建造物侵入のほか複数の盗撮行為が確認されたため、懲戒処分を行った。

佐渡市消防本部は、男性が起こした事件については警察が捜査中であるためコメントを差し控えるとした。また、普段の勤務態度については、特に変わったことはなかったという。

佐渡市消防本部の消防庁は今回の処分について、「市民の安心・安全を守る立場の消防職員が、不特定多数の人が利用する女性用トイレに侵入し、盗撮行為を行ったことは、社会人としての倫理・道徳に反した身勝手な犯行と言わざるを得ず、市民の皆様の信頼を著しく失墜させましたことを、心からお詫び申し上げます。今後は皆様からの信頼回復に向けてより一層業務に励み、再発防止に努めてまいります」とコメントしている。

 

 

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