アジアユース陸上競技選手権大会日本代表の曽我賢太郎さんの壮行会
110mハードルに出場
新潟明訓高等学校2年生の曽我賢太郎さんが今年3月15日から17日にかけ、香港で開催される「第3回アジアユース陸上競技選手権大会」の日本代表選手に選出されたことにともない、27日、全校生徒による壮行会が同校で行われた。
アジアユースは、今後シニアでの活躍が期待されるユース世代の競技者が国際経験を積む場であり、日本の高校生にとっては唯一主力となれる陸上の世界大会である。曽我選手は、この大会で110mハードルに出場する。
昨年11月に行われた新発田市陸協春季陸上競技記録会では10秒81を記録。その後、世界で戦う選手の集まるナショナルトレーニングセンターで2度の合宿、2月には台湾での記録会と練習を積み重ねてきた。壮行会で曽我選手は「日本代表として初めての世界大会で緊張するけど楽しんできたい」と意気込みを語っていた。
陸上競技部顧問の金子峰人氏は、「世界では曽我選手の綺麗なハードルフォームが強みになる。インターハイより15cmほど低いアジアユースのハードルでは、より良い成績を出せるだろう。気持ちをコントロールするのが上手で、十分にメダルを狙える」と話していた。