「HADO」のmeleap・福田浩士代表が最優秀賞受賞者のうちの一人に、ニッポン新事業創出大賞授賞式が新潟で開催

meleapの福田代表

第19回ニッポン新事業創出大賞で、株式会社meleapの福田浩士代表取締役がアントレプレナー部門最優秀賞に、Guidable株式会社の田邉政喜代表取締役が同部門特別賞に選ばれた。2人は新潟県の出身。

ニッポン新事業創出大賞の授賞式は11月7日、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開催された「第20回JNB新事業創出全国フォーラム」内で執り行われた。同フォーラムは新たなビジネス創出に向けた啓発を目的とし、新潟で開催されるのは17年ぶり2回目となる。

同大会には、過去最高となる全国60社からの応募があった。新潟からは、一般社団法人新潟ニュービジネス協議会が「NIIGATAベンチャーアワード」の受賞者を推薦した。審査の結果、アントレプレナー部門最優秀賞が3者、地方創生賞1者、優秀賞2者、特別賞4者が選ばれた。なお、今回は支援部門の受賞者はいなかった。

Guidableの田邉代表(写真右)

会場の様子

meleapの福田代表は、最優秀賞(独立行政法人中小企業基盤整備機構理事長賞・公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会会長賞)を受賞した。同社はARスポーツ「HADO」を展開している。福田代表は受賞の挨拶の中で「弊社はARを使った新しいエンターテイメントをつくっている。これを使って様々な地域を盛り上げていきたい。私自身も新潟出身なので、新潟もこの新しいカルチャーで盛り上げていきたい」と語った。

続けて「私達のプロダクトは、新しいスポーツでもある。世界では戦争と対立が起こっている。スポーツの力で少しでも人々の分断をなくし、未来の可能性をつくっていける世界を実現したい」と力を込めた。

また、外国人向けの求人サイト「Guidable Jobs」などを手掛けるGuidableの田邉代表は特別賞を受賞した。JNBのサイトに掲載された講評によると「日本がこれからますます少子高齢化が進む中、外国人労働者の活躍を促進することに情熱を持っている」と評価された。

審査委員長を務めたJNBの長谷川博和副会長は「過去の受賞者には、この表彰を起爆剤にして、さらに伸びている会社がたくさんある。表彰をゴールにせず、さらに成長して、日本と世界に貢献してほしい」と言葉を贈った。

 

【関連リンク】
JNB「2024年度 第19回ニッポン新事業創出大賞 受賞者決定」

 

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