【Q3決算】遠藤製作所(新潟県燕市)、売上高増加とファインプロセス事業の好調により営業利益大幅増
株式会社遠藤製作所(新潟県燕市)は11月8日、2024年12月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は131億8,300万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は13億2,800万円(同85.9%増)、経常利益は13億7,400万円(同64.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億8,600万円(同112.3%増)となった。
セグメント別にみると、ファインプロセス事業ではゴルフや医療機器、航空機分野での安定した受注が継続し、売上高は71億1,400万円(前年同期比27.0%増)、営業利益は10億8,100万円(同24.9%増)となった。メタル事業も堅調で、売上高は60億6,800万円(同2.0%増)、営業利益は7億2,900万円(同167.4%増)と大幅に改善した。
財政状態については、資産合計が259億4,700万円と前期末に比べ19億2,800万円増加。流動負債は32億9,700万円(同3億4,400万円増)、固定負債は11億6,900万円(同7,300万円増)となったが、純資産は214億8,000万円と15億1,000万円増加し、健全な財務基盤を維持している。