【Q2決算】ヨネックス(東京都)売上高および利益が過去最高を記録 業績予想を上方修正
ヨネックス株式会社(東京都)は11月8日、2025年3月期第2四半期(中間期)決算を発表した。
売上高は669億4,200万円(前年同期比16.0%増)、営業利益は76億9,100万円(同37.1%増)といずれも中間期として過去最高を更新した。親会社株主に帰属する中間純利益は54億2,500万円(同23.4%増)であった。
業績を牽引したのはスポーツ用品事業である。特にバドミントン用品の需要が堅調に推移し、海外市場の拡大と円安の効果も寄与した。また、ヨネックスカントリークラブでの大会開催も影響し、スポーツ施設事業も前年同期比10.3%の増収となった。
財政状態については、資産合計が1,044億9,300万円で、前期末比132億6,600万円の増加。これは、現金及び預金、有形固定資産の増加によるものである。負債合計は361億7,900万円(同58億5,400万円増)で、純資産は683億1,300万円(同74億1,200万円増)となり、健全な財務基盤を維持している。
通期業績予想も上方修正しており、売上高1,340億円(同15.1%増)、営業利益131億円(同12.8%増)を見込んでいる。