【Q2決算】植木組(新潟県柏崎市)、利益面で大幅増
株式会社植木組(新潟県柏崎市)は11月8日、2025年3月期第2四半期(中間期)決算を発表した。
売上高は224億8,700万円(前年同期比5.2%減)となったが、営業利益は8億5,800万円(同173.3%増)、経常利益は9億600万円(同170.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は5億6,800万円(同244.6%増)と大幅な増益を達成した。
主な増益要因は、不採算工事の減少および大型工事の利益率の改善による。建設事業では売上高が204億4,100万円(前年同期比3.3%減)だったが、セグメント利益は6億5,900万円(同550.9%増)と大幅に改善した。
不動産事業は販売用不動産の売上減により4億7,700万円(同57.6%減)となり、セグメント利益も5,400万円(同53.3%減)となった。一方、建材製造販売事業は販売数量の増加と製造原価の削減により売上高3億9,600万円(同37.0%増)、セグメント利益5,100万円(同27.0%増)を記録した。
財務状況として、総資産は414億1,000万円(前期末比88億9,000万円減)、負債は140億3,000万円(同89億7,300万円減)で、純資産は273億7,900万円と前期末比で微増した。