【県内2例目】新潟県胎内市の高病原性鳥インフル、H5N1亜型と確認 殺処分(約34万羽)は終了済み

新潟県によると、胎内市の採卵鶏農場で確認されていた高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が、遺伝子解析により高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の患畜であると判定された。なお、同農場では10日9時にニワトリ33万7,083羽(速報値)の殺処分が終了している。

同農場では11月5日、死亡羽数増加などの異常が見られ、6日に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確定されていた。その後、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果から、国が当該家きんを高病原性鳥インフルエンザの患畜と判定した。

また県では11日、農場の半径約10キロメートル圏内の野鳥監視重点区域内の調査を実施。渡り鳥の飛来地など9箇所で野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査などを実施したが、野鳥の大量死などの異常は確認されなかった。

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