新潟県燕市が新型コロナワクチン接種スケジュールの前倒しを発表、7月中に全世帯へ摂取券を発送する計画

燕市役所

新潟県燕市は30日、同市の鈴木力市長が9日に臨時会見を開き発表した市内ワクチン接種スケジュールを、前倒しで実施することを発表した。前倒しは、県の大規模摂取会場が燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)に設置される状況を踏まえたものであり、摂取券は7月中に若年層も含む全世帯へ発送。16歳から22歳に関しては、夏休み期間を利用して接種ができるように計画するという。

これまで7月中の接種券の発送は、基礎疾患を有する人と60歳から64歳の人を対象としており、以降、各年代ごとに分けて9月中旬までに順次発送していく予定で、集団接種(1回目)の目安は最も遅い29歳以下は10月中旬以降と計画されていた。

今回発表されたスケジュールでは、7月5日に基礎疾患を有する人、60歳から64歳、16歳から22歳の人へ接種券を発送。その後、16日に40歳から59歳、21日に39歳から23歳までの人へ発送する計画へ変更した。

集団接種1回目は、7月下旬から8月下旬に基礎疾患を有する人、60歳から64歳、16歳から22歳の人へ行う予定だが、22歳までの人へ対しては、学校の夏休み期間中に接種できるように先行して予約受付を開始する予定だ。23歳から59歳までの人は、集団接種は9月上旬から10月中旬までの期間を目安としている。

なお個別接種に関しては、スケジュールに関わらず、高齢者の接種を終えたと判断した医療機関から順次若年の世代への接種を開始していくことを推奨している。

 

新たに発表された摂取スケジュール(燕市報道資料より)

 

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