【Q2決算】新潟交通(新潟市中央区)が増収増益、バス関連は増収、佐渡の世界遺産登録の好影響も
新潟交通株式会社(新潟市中央区)は11月12日、2025年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高は99億1,700万円(前年同期比3.5%増)、営業利益10億8,800万円(同27.7%増)、経常利益8億5,400万円(同33.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益5億8,900万円(同2.9%増)と、増収増益になった。
運輸事業の売上高は42億600万円(同8.0%増)。利用促進の取り組みに加えて運賃改定などの効果もあり、一般乗合運賃収入、高速バス部門、貸切バス部門いずれも前年同期比で増収となった。貸切バス部門では、佐渡金山の世界遺産登録を受けて旅行業者からの貸切需要の増加もあった。
一方で、万代シテイにおいては今春の近隣地域における競合商業施設オープンによる来街者の分散もあり、賃料収入と駐車場収入は前年同期比で減収。この結果、不動産事業の売上高は12億9,800万円(同8.4%減)となった。
このほか、商品販売事業の売上高は13億6,700万円(同6.5%増)、旅行事業の売上高は11億7,300万円(同5.6%減)、旅館事業の売上高は9億2,500万円(同7.3%増)、広告代理業などのその他事業全体の売上高は9億4,700万円(同7.1%増)となった。
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