競争が激化する新潟県内のドラッグストア業界

大手、準大手を含めた競争が激化

県内のドラッグストアの競争が今後、一段と激しくなりそうだ。ドラッグストアのなかでも業界トップの「ウエルシアホールディングス」とトップ争いのデットヒートを繰り広げている北海道地盤の「ツルハホールディングス」が柏崎市の「イトーヨーカドー丸大柏崎店」跡地への出店する見通し。ツルハは現在、県内に10店強しかないが、このヨーカドー店舗の業態転換店舗を橋頭保に今後、出店を加速するのではないかとみられ、県内に60店以上を展開するウエルシアを追撃する構えだ。

ドラッグストアは首都圏や近畿圏で店舗の開発競争が激化してきたが、有力立地はほぼ大手が押さえている。このため開発競争の波が地方にも及んできている格好で、一部報道によると新潟県内のドラッグストア3年間で40店増加したという。

イオングループで石川県地盤の「クスリのアオキ」も新潟県に積極出店していることから今後、アオキと競う福井県地盤の「ゲンキー」が新潟に出店してくる可能性が高まっており、大手、準大手を含めた競争が一段と激しくなりそうだ。

「クスリのアオキ見附店」と「ウエルシア見附上新田店」

ツルハドラッグ新潟女池店

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