新潟港(東港区)臨港道路西埋立島見線道路が近く完成
新潟中央環状道路は、新潟東港区(新潟市北区太郎代)から内陸へ向かい、北区、江南区、南区、西区を経由し、西蒲区へ至る、約45キロメートルの幹線道路。現在整備が進められているが、その東港区から逆の海側へ伸びる道路の整備も進められている。「新潟港(東港区)臨港道路西埋立島見線道路」で、現地の看板によると、今月中の完成予定のようだ。
この道路が整備されているエリアは、「11町歩」と呼ばれ、ほとんどが県有地だが、有効利用されずにいた。そんななか、2013年6月、新潟県は、メガソーラーに活用することを考え、メガソーラー設置者を公募。その結果、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社と株式会社キタックの共同事業(合同会社新潟島見ソーラーパーク)が提案したプランが選定された。その後、2016年8月に、約8万6200枚の太陽光パネルを使った「新潟海辺の森ソーラーパーク」(総出力14メガワット強)の商業運転を開始している。
整備している道路は、中央環状道路から、そのメガソーラーの間を抜け、海岸に並行して走る海辺の森保安林の「管理道路」に接続する(下のグーグル地図で見ると、158号と書かれた道路のつけ根か所から、メガソーラーの間を抜けて海岸へ向かう)。
この道路の整備で、太郎代の住宅街を通っている204号線を使うトラックの迂回(騒音減少)が期待できるほか、備蓄タンク(下のグーグル地図参照)に万が一火災などが発生した時の“対応力(この道路を使って消防活動へと向かう)”が高まると期待されている。