鮭のまち村上に新たな「増殖加工販売施設」が完成!鮭が各家の軒下に吊るされる「越後村上鮭塩引き街道」も開催

各家の軒下に鮭が吊るされる風景(プレスリリースより)

新潟県村上市では市街地の北側を流れる三面川(みおもてがわ)で三面川鮭産漁業協同組合の鮭漁が10月21日よりはじまり、9月末に完成した増殖加工販売施設の期間限定直売所をオープンした。

1階には、採卵室・加工室、そして鮭の直売所。2階には、三面川を臨むテラスと塩引き鮭の干し場(テラスからの見学のみ)が設けられている。同施設は、鮭のふ化増殖事業の基幹として、観光に訪れた方の見学および生鮭や鮭加工品を購入できる場所として、また、地域の子どもたちが鮭の生態や村上の鮭文化を学ぶ体験学習の場として活用される予定。

木造2階建てで、特徴的な屋根の形状は三面川を遡上する鮭の背をイメージ。カラーガルバリウム鋼板をモザイク張りして鮭のうろこを表現している(プレスリリースより)

直売所では、生鮭・鮭加工品を販売。※状況により販売がない場合もあり

また12月1日から20日にかけ、村上市庄内町区・小町区内で『越後村上鮭塩引き街道』を開催。村上の伝統的鮭料理である「塩引き鮭」が、干し上げのため各家の軒下に吊るされる風景は村上の冬の風物詩となっている。

塩引き鮭は、腹の一部をつないだままにする「止め腹」と呼ばれる独特な切り方で作られ、頭を下にして吊り下げる特徴がある。『越後村上鮭塩引き街道』では、地元の小中学生が作った塩引き鮭も吊り下げられるという。

 

プレスリリースより

村上市マップ(プレスリリースより)

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