【不正車検事件の捜査が終結】整備工場の代表と事件当時の検査員を書類送致、おおむね認める供述(新潟県長岡市)

長岡警察署

長岡警察署、県警交通指導課は11月13日までに、新潟県長岡市楡原在住で会社役員の男性(55歳)と、新潟県見附市葛巻在住で無職の男性(54歳)による虚偽有印公文書作成・同行し、道路運送車両法違反、電磁的公正証書原本不実記録・同供用事件の捜査を終結したと発表した。

書類送致された2人は、2022年8月から同年11月までの間、会社役員の男性(55歳)が代表を務め、無職の男性(54歳)が自動車検査員を務める指定自動車整備工場において、長岡市内の自動車販売業者などの共謀のうえ、継続検査に際し、適正な点検・整備および検査を行わず、保安基準適合しない車両について、虚偽の保安基準適合証を作成した。

そして、作成された虚偽の保安基準適合証を運輸支局に提出し、不正な手段により有効期間が更新された自動車検査証の返付を受けることを繰り返していた。

そして、警察は会社役員の男性(55歳)が代表を務める会社を両罰規定により書類送致したほか、余罪事件として不正車検事件1件(逮捕事件除く)と、関連業者の道路運送車両法違反(無認証経営)2件を書類送致し、捜査を終結した。

なお、書類送致された2人は5月22日および6月11日に虚偽有印公文書作成・同行し、道路運送車両法違反、電磁的公正証書原本不実記録・同供用事の疑いで長岡署に逮捕されている。

長岡署によると、書類送致された2人は容疑についておおむね認める供述をしているという。

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