新潟県の月岡温泉に4月にも「月岡楽天ビル13」がオープン
飲食店約10店舗が入居
新潟県新発田市の月岡温泉で、4月にも飲食店約10店舗が入居するテナントビル「月岡楽天ビル13」(仮称)がオープンする。以前もラーメン屋などが入居していたビルとして使われていたが、老朽化が進んでおり外装や内装をリニューアルする。温泉街活性化に向けて注目されそうだ。
ビルの住所は新潟県新発田市月岡温泉534。月岡温泉の入り口から温泉まんじゅうなどの土産店があるメインストリートからほど近い場所だ。テナントは越後不動産(阿賀野市)が募集し、内外装は大滝施工(新発田市月岡温泉)が担う。
月岡温泉では近年、若手経営者らが中心となり、温泉街を回遊して歩き回って楽しい温泉街に刷新を進めてきた。これまで中心だった大型の団体客よりも、女性や家族のお祝いなど個人客をターゲットとした旅行ニーズに応えようとしている。
ただ、酒の試飲を楽しめる施設など体験型の施設の整備は進んでいるが、温泉街には遅くまで営業をしている飲食店が少なかった。今回のビルのリニューアルで新たな温泉街の魅力が生まれること、さらには「泊食分離」といわれるインバウンド観光客の増加などに期待が集まる。
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月岡温泉の活性化に向けて整備の進む月岡楽天ビル13
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回遊して楽しい街づくりが進められている