【闇バイト撲滅へ】新潟商業高校の学生が「闇バイトしま宣言」、地元警察と協力し広報活動
11月11日、新潟県立新潟商業高等学校ボランティア同好会は、新潟市中央区にある白山駅前交番の前において、新潟中央警察署の左京秀明署長に対し「闇バイトしま宣言」を行った。
全国で急増する「闇バイト」と呼ばれる犯罪⾏為をすることに よって報酬を受け取るアルバイト。SNSなどのインターネット上で高額の報酬を謳い文句に募集されていることがあり、応募すると特殊詐欺(架空請求詐欺など)、違法な物の運搬、犯罪行為に使われる通帳などに使われる名義貸しなど、様々な犯罪に加担させられる可能性がある。
新潟商業高校の学生たちは、地元を管轄する新潟中央警察署の左京署長に対し、「闇バイト」が危険であることを多くの人に知らせるとともに、「闇バイトしません!SNSで闇バイトを見つけたら警察に通報します!」と力強く宣言した。
一方、宣言を受けた新潟中央署の左京署長は「今年6月に当署管内でも貴金属買い取り店に闇バイトの強盗未遂事件が発生した。五万円の報酬でわざわざ愛知から20歳の男の子が来て犯行に及んでいた。いつどこで闇バイトの事件が起こるかわからない。ホワイト案件や即日高額支払いなどと魅力的な言葉で巧みに誘う闇バイトに、もし、申し込んでも、引き戻す事もできる、警察に相談してほしい」と話した。
ほかにも、新潟中央署は新潟中央地区少年警察ボランティアの会長の飼い犬である「ルナ」ちゃんを「新潟中央警察署闇バイト撲滅DOG)」に任命し、新潟商業高校の学生とともに白山駅前で「子どもの性被害防止」と「闇バイト撲滅」を呼びかけた。