新潟県胎内市にある「新潟県少年自然の家」の建て替え工事が進む
CLT(直交集成板)も採用
新潟県は、胎内市にある「新潟県少年自然の家」の建て替え工事を進めている。完成は3月の予定。
新潟県少年自然の家は、季節感あふれる自然の中で小学生や中学生がキャンプファイヤーなどの体験活動を通し、交流を深める生涯学習の拠点施設。宿泊棟は2階建てで、1、2階にそれぞれ宿泊室(8人用)が16室、宿泊室(20人用)が1室、講師室が2室ある。また1階には、多機能宿泊室(2人用)が1室ある。
宿泊棟以外には、浴室棟(男性浴室、女性浴室、星空テラス)、体育館棟、食堂棟(食堂186席、工作室、和室研修室)、多目的ホール棟、野外活動支援棟(研修室、フリースペースなど)、屋外施設(野外炊さん場、キャンプ場、カヌー場、アスレチック遊戯など)などがある(このほか、グラウンド広場を平成31年度に整備する)。
一方、建物には、県が普及を目指しているCLT(直交集成板=薄い板を何層か重ねて強度を高めた大型木質パネル)工法を導入していることからも注目を集めている。
【建物概要(宿泊棟)】
延床面積/1713平方メートル
階数/2階建て
施設使用料/学校および青少年団体は無料
食費(朝・昼・夜)+寝具/1泊あたり2000円(1人)
新潟県少年自然の家(PDF)
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Top3/937/727/HPshinnshisetsuchirashi_211368.pdf